何かのきっかけで、人生変えよう!成功しよう!と決心する。
その中で、成功者やいわゆる”凄い人”に出会う。
その時思うのです。
成功者はやっぱ違う!
マイナスなこと言わない!
否定しない!
常に前向きな考え方だ!
みんなプラス思考だー!!!
と。
そして、『成功者の真似が大事』と言われるからこそ、自分もプラス思考を心がける。
めちゃくちゃイラっとしたことがあった時も。
めちゃくちゃ傷ついたことがあって悲しい時も。
ダメダメ!成功者はプラス思考!ポジティブシンキング!!よし!
と、頑張ってプラス思考になろうとする。
無理やり笑顔作って。
でも、
ハッキリ言って、それ疲れませんか?
「成功者はプラス思考」という捉え方は、当たっているようで実はちょっとズレているんです。
目次
人の心の状態は、いい気分か悪い気分かのどちらか
まず、人の心の状態というのは、
いい気分か、悪い気分かのどちらかです。(言い方はいろいろあります)
いい気分
いい気分であれば、いいアイディアも生まれるし、いいことが次々起こったり、あらゆることがポジティブに見えたりします。
身体機能も上がります。
悪い気分
逆に、悪い気分の時はこの逆です。
何もいい考えは浮かばないし、一つ嫌なことがあれば雪だるま式で嫌なことが起きたり、世の中全員が敵に見えたりします。
身体機能も下がります。
成功者の心の状態
「成功者=プラス思考」と見えたように、成功者と言われる人は、いい気分の状態であることが多いです。
いい気分でいるから、頭の回転も良くなるし、人にも優しくなれるし、体もよく動くし、いいことが起きやすい。
引き寄せの法則や波動の話で言ったら、「共振」です。
いい波動やエネルギーの高い状態でいるから、高いエネルギーのものを引き寄せる。
だから成功する。結果を出せる。
だからといって、成功者たちは常にいい気分なのかと言ったらそうではありません。
人間生きていれば、いい気分になったり、悪い気分になったりします。
それは、誰しも一緒です。
生きている人間ですもん。仏じゃあるまいし、常にプラス思考なんてありえません。
では、成功する人は何が違うかというと、感情のコントロールです。
- 結果を出せる人
- 成功する人
- 凄い人
などどいう人たちは、
感情のコントロールが上手いのです。
ただ単に、プラス思考ということではないのです。
感情をコントロールできると成功しやすくなる
感情のコントロールが上手いということは、悪い気分の状態に陥ったとしても、心をリラックス状態に戻すのが上手いということです。
感情に振り回されないということです。
考えてみてください。
落ち込んでいたり、イライラしている時、瞬時にいい気分の状態に行けますか?
急にそんな明るい気分には、なかなかなれませんよね?
では、リラックス状態のときはどうでしょうか。
少しいいことがあれば、テンション上がりませんか?
いい気分になりやすいと思いませんか?
ですので、「リラックス状態(フラットな状態)に戻す」ということが重要なんです。
リラックス状態でいるから、いい気分の状態にも行きやすいというわけです。
つまり、感情のコントロールが上手いということは、
↓
悪い気分の状態になっても、リラックス状態に戻れるので、
↓
いい気分になりやすい
↓
いい気分でいるから、いい気分のものを引き寄せ、
↓
いい気分のものを引き寄せるから、またさらにいい気分になる。
だから、成功するんです。
無理にプラス思考を頑張っても深みにハマるだけ
頑張ってプラス思考するのは、疲れるだけです。
嫌なことがあって、悲しくて落ち込んでいるのに、イライラMAXなのに、無理やりプラス思考なんて疲れるだけです。
川の流れや、流れるプールの流れに逆らって進むようなものです。
しんどいですよね?
余計にエネルギー使いますもん。
どんどん苦しくなるから、悪い気分になって、望まない現実を作ってしまいます。
自分の”今”の感情に逆らってポジティブシンキングなんて、辞めた方がいいのです。
苦しくなるから。
逆に状況は悪くなっていきます。
悪い気分になっているときはどうしたらいいか?
いきなりいい気分へもって行こうとするのではなく、上述したようにまずはリラックス状態に戻すようにすることです。
それにはどうすればいいかと言うと、
自分の心を客観視するんです。
つまり、自分の心の状態に気付くということです。
「あー、今私凄く傷ついてる。」
「自分またイライラしてる。」
「あぁ、今自分はこういう心の状態なんだな」
って。
そうすると、ちょっと心が楽になれるんです。
なんというか、イライラや悲しみの渦中から少し冷静になれるというか。
枠の外に出るという感覚です。
自分を俯瞰視する、とも言えます。
自分の心の状態に気付くには心理学を学ぶといい
自分の心の状態に気付くためには、心理学を学ぶといいです。
もちろん、意識的に自分を俯瞰視するようにしてもいいのですが、心理学を学ぶともっと深く広く心を知ることができます。
それに、成功している人というのは、ほとんど心理学を勉強しています。
成功などについて勉強していくと、必ず心理学が出てくるのでいずれ行き着くと思います。
心理学を学ぶと、まず自分の心の状態に気付くことができます。
自分の心の状態に気付くと、自分を客観視することができます。
客観視できると、心が落ち着きます。
そして、自分の心の状態に気付くようになれば、相手の心の状態も理解できるようになります。
だから、相手に対して激しい感情でぶつかっていくことがなくなります。
そうやって、リラックス状態になりやすくなるので、いい気分の状態にもすぐに行けるようになります。
いい気分になるから、人生も変わっていきます。
まとめ
「成功者はプラス思考」というのは、成功者の表面上のことしか見れていません。
一部を切り取って見ているようなもの。
成功者はプラス思考だから、辛い時でもポジティブシンキング!
なんてしていたら、余計に苦しくなって落ちていきます。
本当は、”成功者は常にプラス思考!”なのではなく、”成功者は感情のコントロールが上手い!”だからです。
感情のコントロールが上手いから、成功するんです。
感情をコントロールするには、自分の心の状態に気付くことです。
自分の心の状態に気付き、その上でいい気分でいることを増やすと、現実も変わっていきます。
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